前回の続きになります。
仕入れの基準で大切なのは
仕入れ単価
回転
見込み利益
のバランスで仕入れていくのがベストだというお話をしました。
今回はこの三つをどういったバランスで仕入れるかについて
お話していきたいと思います。
一応今回話す内容はブックオフせどりには適さない内容に
なりますのでそのあたりはご理解くださいね。
◆仕入れ単価と見込み利益
まずはこの二つのバランスを見ます。
ざっくり説明させていただきますと、
仕入れ単価 ~5,000円
見込み利益 1,000円以上
仕入れ単価 5,000~20,000円
見込み利益 2,000円以上
仕入れ単価 20,000円以上
見込み利益 3,000円以上
見込み利益はすべて手数料を考慮した金額です。
そして見込み利益1,000円以下は仕入れません。
本やCDせどりのような出荷に手間がかからないものであれば
仕入れてもいいと思いますが、ホビーとか家電とかだと
手間ばかりかかって儲け効率が悪くなってしまうからです。
また、数百円の利益になるので手数料を考えると
ちょっと価格競争に巻き込まれたらすぐに赤字になってしまいます。
私の場合はCDでも見込み利益千円以下は仕入れないようにしてます。
これはとあるCDのセールで数百円でも利益がでそうなものを
無差別に仕入れた時の集計表です。
これ、同じ系列店だと同じようなセールをやるので
複数店舗回って、そこそこ時間がかかってるのですが
キャッシュフローがたったの2万5千円です。^^;;
家電とかだと一撃で出せる利益なんですよね。
やっぱりちょっと虚しくなっちゃいますよね。 🙁
ただ、家電の場合は仕入れ単価が高いほど
見込み利益も多めに見た方がいいです。
これは家電を仕入れた時の失敗例です。
出品価格と売上金額の差を見ていただくとわかると思うのですが
価格下落がかなり激しいのがお分かりになるかと思います。
家電の場合は業者が出品してるケースが多いので
価格の調整の幅が本やCDとは桁がちょっと違います。
でも
トータルで見ると大して影響はないんですよね。
私は5月ごろから家電をやるようになったのですが
今のところ損切になったのは上の2点だけです。
そう考えると大した損切ではないので、気にしなくても
いいとは思っています。
むしろ、こういう失敗をすることで、仕入れの精度が
あがりますから、トータルでプラスならどんどんトライ
した方がいいと思ってます。
とまあ、仕入れ単価と見込み利益についてはだいたいこんな感じです。
でも1円でも違ったら仕入れないとかいう厳格な基準では
ないので、あくまで目安として持っておいた方がいい数字です。
前回の記事でもお話ししたようにあまりきっちり決めてしまうと
仕入れの幅が狭くなってしまいますからね。
ただ、最初のうちは仕入れに行ってもなかなか見つからないので
この基準がどんどん甘くなってしまって、どれも赤字なんてことが
起こらないように、始めのうちだけは厳格に決めておいた方が
いいと思います。
ではちょっと長くなってしまいそうなので
今回はこの辺にしておきまして、
次回は「回転」についてお話していきたいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。